始めに:彼女いない歴=年齢の男がまがいなりにも恋愛のことについて書き記しているので、やや想像(ていうか半分以上想像)で恋愛の部分については書いてる節がありますのでご了承ください。
こんな感じで想像してます。
にしてもマジで暑いです、最近。
こんな日にリクルートスーツで就活とかホントに大変だなあと思います。
今日はそんな就活のことについて。
目次
就活=恋愛とか本気で言ってんの?
そう、これな。
なんかやたらめったら就活講座のおっさんとかが言っていたんですよ。
「就活は恋愛と一緒!お互いのことを云々~」
「ESはラブレターです!思いを込めて云々~」
はあ、正気ですか。
僕これらの類の意見には大反対です。
なぜ就活と恋愛が一括りにされてるのか、全然わからない。
そう考える理由をつらつら書いていきます。
①そもそもお互いのことを分かりきってない
一般的な恋愛って二パターンあると思っています。
お互いちゃんと好きになって恋愛するパターン
とりあえず付き合ってみたら意外と好きになってたパターン
の二つですね。
就活でよく言われてるのがいわゆる前者だと思います。
~就活で考えると~
企業分析して、OB訪問して、会社の理念を調べて、勤めてる人の中身を見て
~恋愛で考えると~
相手のことを(変な意味でなく)調べて、何度かデートして、その人の考え方を知って、回数を重ねていく毎に相手の中身も見て
こんな感じでしょうか。
まあ百歩譲ってここまでは分かる。
確かに相手のことを知ろうとする行為は一緒ですね。
でもこれやってるの結局就活生側でしかないんですよねえ。
本物の恋愛に置き換えるのであれば、恋愛相手である企業も就活生のことをよく知らないといけないはず。でも実際それは不可能に近い。
最初のエントリーの段階では無理でしょうが、選考が進めばよく知っていかないといけません。
もちろんある程度面接とかを重ねてチラッとは知れるでしょう。でも実際に出会える回数も限られてるし、選考という場ではどうしたってお互い良いところばかり見せようとしますよね。いいところしか見せてないのに「お互いのことをよく知って~」なんておかしいです。
実際の恋愛ならどんなにスマートにこなそうとしてもどっかで弱い部分が出るでしょう、デートしたこと無いから知らんけど。それを見た上で「この人いいなあ」となるのは分かりますが、テンプレートに載せて自分の良い面ばかりを表現して「この人いいなあ」となるのはなんか違いますよね?
そして後者の「付き合ってみたら意外と凄く好きになった」パターン
たまに「とりあえず会社は入ってみないと分からないから」と恋愛と同じ括りで物を言う人がいますが、否、だと思います。少なくとも、自分でこう考えるのはいいですがこの考えを一斉に押し付けるのは絶対違います。
恋愛の「とりあえず付き合ってみる」は、まあ分かります。
もちろんそんなのありえねえわっていう人もいますが、考え方としてはありです。
でも「会社に入る」って相当人生において占めるウェイトがデカいでいんですよ。特に今の日本の雰囲気だと「会社辞めるねー」ってなるだけで謎のバッシングが来ますから。むしろ「そもそも会社に入らないです!」って言うだけで外野が騒ぎ出すご時勢です。最近だとこの方ですかね。
なんでそんな叩かれるのか理解に苦しみますが、とりあえずそれだけ会社に入ってそして辞めるというのは雰囲気的には難しいのです。それなのに「一旦会社入って考えてみる?」とか・・・。自分で決めてるならいいですが、外野からこれを言ってる人は無責任だなあと感じます。
②恋愛はしたいときにやるけど、就活は(ほぼ)強制される
そうだ!日本は自由恋愛の国だ!だから誰か僕と恋愛してくれても良いだろう
というわけで日本は自由に恋愛可能な国です。
なのにほぼ強制的に就活=恋愛させられるのってどー考えてもおかしい。
恋愛は巡り合わせとか言うじゃないですか、知らんけど。
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僕は就活も巡り会わせだと思うんですよ。今いる会社も就活の時は一切知りませんでしたし。就活で知った会社はなんかどこも嫌だったなあ・・・。勘違い圧迫面接人事とか、妙になれなれしくしてきて好き勝手僕の人生にダメ出ししてきた人事とか、いたなあ・・・。
なんだかんだひょいっと巡り合った会社の方が素で話せる可能性は高いです。今の会社はフリーター時代に知りましたが、面接っぽいことしてないなあ。「やりたいことわかんないです」とか「コンプレックス強いっすわあ」とか隠さず話してたら受かりました。まあ半年バイトしてたというのもありますが。
就活時期に乗っちゃうと、皆就活らしくするから気持ち悪いんですよ。恋愛のときももちろんそれらしい服装とかそれらしい対応はしますが、誰も就活じみた気持ち悪さは感じません。むしろ「早く返信来ないかな」「次はいつ会おうかな」というワクワク感で満ち溢れてます。就活で「早く(選考結果の)返信来ないかな」「次はいつ(僕をぼこぼこにする面接官に)会おうかな」なんて考えないでしょう。いたらあなたは変態です。
しいて言うならお見合いのイメージに近いかと。
あれも「そろそろ結婚しないとやばいよね」という価値観から生まれたものかと思います。
就活も「そろそろ就職しないとやばいよね」という価値観から生まれてますし。
なので厳密に表現すると「就活=お見合い」という言葉が適切かと。
③一番大事な「志望動機」の部分を作る作業がある
これが一番恋愛と違うところかと。
大多数の企業だと大体志望動機のテンプレって決まってます。
食品なら「いつも身近にあって~」とか、サービス業は「お客様の笑顔が~」とか。業界が似ればほとんど似てくるのです
でもこれを恋愛に置き換えたとき、考えてみてくださいよ。
好きな理由とかまで嘘付けなくないですか・・・?
志望動機は「相手のどこが好きなのか?」ということを示すもの。
それを「志望動機の作り方」みたいなノリで「好きになった理由の作り方の本」とか出たら絶対嫌でしょう。
個人的には、好きになったものは大抵フィーリングだと思っています。
会社もフィーリングで決めたし。
そもそもフィーリングで決めちゃダメな風潮のある就活と恋愛を一緒にしちゃあかんのです。
まとめ
ということでまとめると、
①そもそもお互いのことが分かってない時点で一緒じゃない
②恋愛は基本自由だが就活はほぼ強制。しいて言うなら「就活=お見合い」
③一番大事な「相手を好きになった理由」をマニュアル化されてる時点で恋愛じゃない
ということです。
もちろんベンチャーとかだとこの限りじゃないですよ。
僕も少しは見てましたからね。でも大半はこんな感じだと思います。
「就活は恋愛と一緒です!」って就活講座とかで言われるとそれっぽくて信用しちゃいますが、それをほいほい信用しちゃうのも考えものです。
それにしてもゆかちいみたいな彼女欲しい。