「三十六計逃げるにしかず」
いやあ素敵な言葉。
嫌なことからは逃げましょう、皆さん。
会社が嫌なら辞めてブログで生きていけばいいんですよ。僕はやらないけど。
とまあ逃げを推奨するいきなりクズ全開の始まり方ですが、
こんな子に言われたいよね
ということで今回は”逃げること”について。
なんというかこういう精神論多いですよねえ。
「嫌なことでも続けてたら(ry」
よく言われてました。
「みんなが辛いのに(ry」
「お前だけ逃げて(ry」
「あきらめたらそこで試合しゅ(ry」
ここ関係でよくあるのが「新卒三年で辞めちゃう問題」(てかこの認識に関しても色々書きたいけどまた今度)
ゆとりとか根性がないとか好き勝手言われますよねえ。
そもそも論がここ。
なんかやたらめったら逃げるの良くない風潮がありますが。
結論言えば、辞めるのは悪くないです。
だって、嫌なことずーーーっと続けて体を壊すことの方が大問題ですよ。
もし家族がいたらどうすんねんと。
仕事をなにより優先させなきゃだめみたいな感じありますが、家族や自分の時間を優先して何が悪いのかと。
それに自分の精神衛生上も全くよろしくない。
「続けてたら良いことある!スキルが付く!意外と好きになる!」
とかよく言いますが、なぜそんなざっくりした希望に頼らないといけないんでしょう・・・。
好きになるかも、とかいって、もし好きになれなかったらその後の人生苦痛だし、
そもそも小さい頃に染み付いた好き嫌いの感覚が変わることって早々ないだろうし。
スキルがつく、っていっても、それが自分のこれからに役立つスキルかはわかんないし・・・。
自分に明確な(あるいはざっくりでも良いので)目標があってスキルが欲しいとかなら分かりますが、
そうじゃないのに辛いことを続けたって無意味ですよねえ。
辞めるなら辞めちゃえば良いんです。スパッと。
マジで思ってます。
というのも僕がすっごい中途半端にうだうだしながら辞めた経験しかないからこそこう思うんですよね。
小学校頃に体操クラブに入ってたんですよ。スポーツとか全く興味なかったですが気づいたら親の意向で入ってました。
で、スポーツ興味ないもんだからとにかく鬱。
練習日の度に「うわあ今日もあんのかあ・・・」と落ち込んでいました。
そんなモチベーションなので当然練習にも身が入るわけもなく・・・。
練習しないからうまくならず・・・。
うまくならないから周りに置いてかれ・・・。
周りと差が開くのでコンプレックスに感じてモチベーションが上がらず・・・。
こんな具合にどんどん良くない方へ転がっていきます。
いやあ、いまだにスポーツは遠慮しちゃいますね。
あと、大学時代に部活に入ってたんですよねぼく。
ラクロス部という超ハードなスポーツ。
ちなみにこんな感じ。
この棒で相手の体を叩いたりするんですよ。
Mっ気があると言われる僕でも痛いのが苦手な少年なのでなかなか辛かったです。
でも周りから「やめたらダメになるぞ!」「あきらめないことが大事だぞ!」と言われまくって、なんだかんだずるずる引きづっちゃったんですよねえ・・・。結局やめるのに2年くらいかかりました。
もちろん辞めたいと思ってることに対してやる気なんて全く湧かず、ひたすら妄想に逃げてたなあ・・・。
今も治ってるかと聞かれたら、、、、うーん、、、。
こんな感じで体操もラクロスもなあなあでやってたので、全く楽しくもなく結果も出ず・・・。
凄まじく嫌がってたので迷惑かけたなあ。
これってどー考えても辞めない方が迷惑かな、と。
モチベーションが全くない人に対して、一緒に頑張ろうぜなんて言うのもなかなか酷ですよ。
集団で同じ方向に向かってる時に足並みが揃わない人がいるのは大いに問題です。
それで損失が出るくらいならいなくなった方がマシです。
やるんなら道は二つかなあ。
割り切ってちゃんとやるor
辞める
このどっちか。
できないこともたくさんあるでしょうが、やるならそれなりにきちんとこなすのが大事かと。
やる気なくしてあらゆることをいきなり放棄されたりしたらたまったもんじゃないですからね。
物理的に時間がないとかでも、隙間で自分のできることをしてみたり。まあ難しいですけどねえ。
そうじゃなくて、全くやる気がないなら辞める。これが一番清々しいかと。
なんか今日イケダハヤトっぽいこと言ってますが僕もサラリーマンなんでそんな偉そうなことは言えないっす、はい。高知に移住はできません。そんな勇気はありましぇん。
結局中途半端ならさくっと終わらせた方が自分にとっても相手にとってもハッピーですよ。だって無理して続けて体壊したら、必然的にその環境を恨むことになりますからねえ。それはとっても不幸です。
さくっとやめてお互いハッピーになりましょう。