昨日の記事とかでもちらっと書きましたが、学生時代は学外活動にいそしんでおりまして。
イベント運営したり交流会に参加したり実績ある学生と繋がったり・・・。
いわゆる”意識高い系”と揶揄される活動をしてたんですよね。
で、そこら辺を過ごして改めて思うこと、
対象が違うだけで、基本学生って意識高いんですよ。
僕は学外活動始める前まで部活をやってたんですよ。
部活を辞めてそっちにシフトしたんですが、まあぶっちゃけ色々言われましたよ。
「就活頑張ろうぜうぇい的な活動でしょ?」
「セミナーとか宗教かよw」
「起業とか意識たけえ」
口に出さないだけで “気持ち悪い” と思ってた人もいるじゃないでしょうか?
でも最近考えるとそれもおかしな話だなあと思うのです。
自分の好きなことに打ち込んでるだけなのに何故とやかく言われるのか。
例えばボランティア、
「カンボジアに学校を建てたい!そのための資金を集めるイベントをしよう!」
そのためにイベント内容を考え、運営メンバーを集めてSNSや友人関係を駆使して集客をし、大きな会場を取り、協賛営業をし・・・。
例えば学生起業、
「新たな学生向けメディアを立ち上げたい!」
そのために事業計画を練り、仲間を集め、資金援助を求め、市場調査をし・・・。
もちろんモノによってやることは変わりますが、大体こんな感じのことをする必要があるんですよ。
どれもこれも大変ですよ、マジで。
正直、これらを成し遂げる学生さんはフツーに凄い。
結構折れそうになります。
それに対して、
「意識たけー(笑)」
という意見。
・・・うーん、違和感。
僕なんかは大したこと出来てなかったので言われてもしょうがないのですが、
“そういった活動をしている人全般” が同じくくりに入るのはおかしいかと。
いわゆる意識高いと言われる人は、動機は様々にせよ、
やりたいことに打ち込んでいる人達なんだと思います。
その“打ち込む”という面で行くと、
飲み会もサークルも部活もあまり変わらないのかなーと。
「明日も飲み会だー!」って人は飲み会に打ち込んでいるし、
「大会近いし、この後ミーティングな!」って人は部活に打ち込んでるし。
どれもこれもあまり変わらない。
なのに何故、
「学生団体で~」とか「ボランティアで~」とかの話になると、
意識云々の話をし始めるのか・・・。
最近ここら辺が疑問です。
まあ別に学生だけじゃないんですけどね。
社会人同士でもこういう風潮ありますよ。
僕がバイトしてたときに出会ったおっさんは “カフェで早朝から本読んでる意識高い連中(笑)” みたいなこと言ってましたし。
ああいうのって、言ってる側も言われてる側も何もメリット無いので辞めた方が良いですよねえ。
日本人特有の ”出る杭は打たれる” 的な考えでしょう、きっと。
そういう方は “人のことをとやかく言う” ってことに対して一生懸命な、ある意味意識高い方々なので生暖かく見守りましょう。