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【苦情は】虫を食べてきた【受け付けません】

はじめに

虫が嫌いな人は見ちゃだめだゾ☆
警告したからな!後から文句言うなよ!絶対だぞ!

 

 

↓↓↓↓↓

 

 

昔、今はなきSMAPの一員香取真吾がテレビでこんな発言をしていたのを思い出した。

 

 

子供の頃に蟻のお尻の部分をかじったことがあるんですよ。お尻の部分って蟻が吸った蜜が溜まるんで、凄く甘い!それを「うめえうめえ」って言いながらプチプチ食べてたら周りからサーッと友達が離れていきました。

 

 

うん、気持悪い。
あの国民的アイドルの幼少期ですらこんなに気持悪くなってしまう。
虫を食べるだなんて、そんなことーーー!

 

 

 

 

 

 

ーーーしてきてしまった。

もともとそういったゲテモノに興味があったわけじゃない。
もちろん虫を食べたことは一切無い。
食べて佃煮とか。でもあれはお惣菜の概念だ。虫じゃないぞ。

 

きかっけは以前イベントでご一緒させていただいた、とあるエンジニアの方。
その方がSNSでこんな投稿をしていた。

 

 

3/19(日)に満を持して、虫食イベントやります!
18時から開始予定なので、虫食好きと繋がりたい皆様、
謎の扉を開けたい皆様、好奇心旺盛なみなさまぜひぜひ予定を空けといてくださいませ!!

*ザックリこんな感じの文章 

 

 

ーーーほう。
なぜかこの投稿に反応してしまった、自分。悔しい(ビクンビクン
どうやらこの方が運営に携わっているスペースで開催するとのこと。
名前は、虫食ということもあり、「バグナイト」

 

 

 

 

 

 

違う、おもちゃは出てこない。
節子、それバグナイトちゃう、バグズライフや

 

 

それにしても、あっ(察し)になること受けおいな、イベント名。
やることはもちろん一つ。

 

 

 

 

ああ、虫を食べるんだなあ
みつを

 

 

 

 

相田みつをっぽく書いても隠し切れぬ狂気。
虫を食べる、だとう・・・・・・?

昔だった500%こんな得たいのしれないものには参加しなかったが、
最近どうにも変態への憧れが強くて困る。
以前こんなイベントにも参加したし。

www.burarin-gurume.com

やっぱり変態に憧れる、らしい。
全く未知の領域ではありますが、参加することに。
果たしてどうなることやら。

 

 

開催場所がスタイリッシュ

イベント場所は ”TOKYO PRODUCERS HOUSE” という、
およそ虫を食べるには適さないようなスタイリッシュな場所。
だって普段副業とか起業系のイベントやってるんだぜ?

producershouse.jp

 

 果たしてこのような場所でどんなものが頂けるのかーーーチャレンジしよう。

 

 

会場に入ると既に満員

19:00頃に会場に到着。
二階にあるイベントスペースに入ると、すでに人がたくさん。
どうやら料理の下ごしらえをしている模様。

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ほうほう、遠目は普通のホームパーティーじゃないか☆
どれどれ、僕も仲間に入れてよー☆
意外と普通じゃーん☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ーーーのっけからインパクト砲。

これは「アルゼンチンモリG(一応伏字)という、まあ台所のあいつです。
なんだこの量は。

 

”Gは、一匹いたら30匹はいる”ーーーこの理論で行くと会場には100匹近いあいつが(ry

動画もあるのだが、不可抗力で開いてしまい多大なるトラウマを与えてしまうと怒られてしまう可能性があるため今回は割愛。見たいやつはtwitterでもなんでも個人メッセプリーズ 

にしてもさすがG。
この量でも関係なく、皿の中で動くこと動くこと。
かさかさかさかさかさかさかさかさという音が聞こえそうだ。

 

 

 

 

ちなみに五分後のG

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嗚呼・・・・・・。
なんといふ白さか・・・・・・。
たつた五分前には生きておったるむし・・・・・・。
それがいまやかような姿に・・・・・・嗚呼無常。

 

 

 

ーーー文豪っぽくしても、Gは、Gだった。
それにしてもやはり、先ほどまで動いていたものを食べるのは、少々しのばれる。
しかし周囲の人々は揚げたてGを嬉々としてつまみ始まる。

 

 

 

「へー結構香ばしいねー」

「うん、スナックみたい!」

「お酒欲しくなるねー」

 

 

 

なんだ・・・・・・?
みんな驚くほど抵抗が無いぞ・・・・・・。
そりゃ虫を食べるコンセプトにつられてるので完全に拒否る人はいないでしょう
それにしたって多少は「うわ~やばっ」とか「これは厳しいかも」とか、
うろたえたっていいじゃないか人間だもの

 

でもこの会場では違う。
うろたえるヤツがアウトローなのだ。

 

 

 

「え、なんであいつ来たん?」

 

 

 

 

うわああああああそれは困るぞおおおおおお。
チャレンジするのだあああああああ嗚呼ああ。

 

 

 

 

 

 

ひょい

 

 

 

 

 

 

パクッ

 

 

 

 

 

 

サクサク

 

 

 

 

 

おお、余計な味付けをしてないスナックみたいな味だ。
意外なことに中身(意味深)はあまりない。
とても軽い食感で、案外ふわふわしている。
うん、塩を一振りすれば、立派なおつまみになりうるお味。
あのうねうねうねうねうねという動きからは想できないほど、お手軽にいける。

 

 

 

 

あれ、

 

 

 

 

美味しい・・・・・・?

 

 

 

 

ほえーとしているとお隣から声が聞こえる。

 

 

 

 

 

 

「セミ揚がったよー」

 

 

 

 

 

―――なぜだろう、

 

 

 

 

 

昔祖母の家で餅つきをしたときに聞いた「餅つけたよー」に似た自然さを感じる。
揚げているものは、セミ。
圧倒的に不自然なのに、なぜこんなにも自然なのだろうか・・・・・・。
おばあちゃん元気ですか?あなたの孫は虫を食べています

 

 

 

 

ふっと声の方向を見ると

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 ―――揚がっている。

 

 

 

木に張りつきながら、

 

「オレ、羽化したら七日間必死に生きるんだあ・・・・・・」

 

と希望を湧かせるセミの死亡フラグが回収された様がそこにある。
君の七日間は胃の中さ

 

そんな希望に湧いていたセミを嬉々として食べる、参加者。
なんと、末恐ろしい光景よ・・・・・・。
ここは、地獄か・・・・・・。

 

だが僕も、そんな地獄の釜へ、ご一緒しようーーー!

 

 

 

 

 

パック

 

 

 

 

 

っんめええええええ!!

意外や意外、口の 中にあふれるのは圧倒的なピーナッツ感。
食感はとても海老に似ている。さすが甲殻類仲間
揚げたてのプリプリ小エビを食べている気持になる。
加えてとてもクリーミーな食感。
とても上質なピーナッツジャムを食べているかのようである。
しかも普通のピーナッツジャムと違い、自然由来100%なので超健康的だ。

セミ、お前、こんな旨かったのか・・・・・・。

 

 

 

 

こうなると、もうコイツを食べることに抵抗はない。

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台湾イナゴ、らしい。
G、そしてセミ、と普段決して食べない虫を素揚げで食べたワタクシからしたらイナゴなんて、

 

 

「ん?ああ、イナゴね。あの既に佃煮とかにもなってややメジャーなイナゴね(笑)まあ、食べないこともないかな?(笑)」と、
インディーズバンドにはまるのがカッコイイと思ってる背伸びした高校生のような余裕を出しながら頂くコトができる。

 

 

 

パクッ

 

 

 

 

予想通り。
余裕、である。
お味は(揚げ時間の関係もあるかもしれないが)異常に香ばしい。
噛むたびにふわあといい感じに焦げた香ばしさが鼻を楽しませてくれる。
風味としては、少し揚げすぎたポテトであろうか。
マ〇クでたまに出てくる“焦げたポテト”、あれの風味に結構近い。
つまりは、美味しいということだ。

ただし足には注意しないといけない・・・・・・。
細かいギザギザがあり、下手すると舌に引っかかり痛い思いをすることになりかねないとのこと。
確かに、殺傷能力が高めなフォルムをしている。

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幸い僕の舌は無事でした

 

 

本格的に調理される虫達

さて、まだ僕は素揚げでしか食べていない。
せっかく虫を食べるのだからもっと色んな虫を楽しみたい。
普段の生活の中で虫を食べるなんて、そうそうないので。
はてさて、どんな料理が出てくるのか。

 

そんなことを考えていると、ボチボチフライパンを取り出す主催者。

 

お、始まるようだね。何が出てくるのか。
ワクワク。

 

 

待っている間は、コイツで腹を持たせる。

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―――普通のお菓子

ちゃんと会場には普通の食べ物もあったのだ。
ただ、虫をパクパクつまみすぎた時点で自然由来の味に舌が慣れすぎてしまい「このお菓子異様に甘いぞ」と、添加物たっぷりのお菓子に過敏に反応するようになってしまった。会場にも最後まで普通のお菓子が残る始末。

 

添加物の恐ろしさを実感していると、続々と料理が登場。

 

まず野菜炒め。野菜とイナゴをタレでいためたシンプルな一品。一気に食べると足が引っかかるので必ず足は取っておこう。

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コチラは、チヂミ。恐らく今回の記事の中で一番食事中に見てはいけない食事。
最初に警告したからな!文句言うなよ!

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自宅の庭で土いじりをするとしよう。
そのときにコイツがひょっこり中から、

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ディグダのごとく顔を出したら大抵は「ビクゥゥ!!」となるはず。
ざっと見ただけでも15匹のミールワームが、
「やあ!」と顔、むしろ全身をあらわにしている。普通なら卒倒モノ。

 

ただ、ここはバグナイト。
チヂミが出てきて聞こえる声は、

 

 

 

「美味しそう~!」

 

 

 

―――やはり異様な空間だ。
このセリフに疑問を持つあたり、僕はまだ虫には侵されていない。

 

 

チヂミはたれをつけて、パク。

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これがさ、なかなかどうして、
―――旨い。

ミールワームだけだと、正直“味の無いクリーミーな何か“を食べている気がしてならなかった。でもチヂミになると、生地のモチモチさとタレの旨さもあり、普通に食べれてしまう。
チヂミって偉大。今回のバグナイトのNo,1かもしれない。
あまりにも美味しくて他の参加者をすっ飛ばして四つくらい食べてしまった。
ごめんな
たまに虫が入ってないただの生地もあり、そのときは
「虫が入ってないじゃないか・・・・・・」と飲食店関係者聞いたらがいろいろ混乱する言葉を呟いてしまった。

 

 

 

次に行く前に、箸休め。

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普通の、豆。
虫の豆とかじゃない。ホントにただの、豆。
ちょいちょいこういうものをはさまないと俗世間との感覚がずれそうで、怖い。
ただ、どうしても豆にピントが合わず背後のイナゴにばかり焦点がいってしまった。
呪いか

 

 

 

小休止をはさんだら、次はコイツ。うーん、コレだけじゃ絶対分からない。

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正解はコレである。

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蟻の子のスープだ。
さすがに虫だけでは味が薄いのでコーンがぶち込まれている。
この蟻の子が、プチプチしていて食感が癖に。
ただ、イナゴやセミに比べたらやや味のインパクトは薄いかな・・・・・・。
コーンの風味が強すぎた。

 

 

 

ただ、見た目のインパクトは正直ある。

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黒いのが目。

凄くこっちを見ている気がする。
食べづらい。

 

 

そして最後に出てきたのが、コレ。セミと卵のごちゃまぜ焼き、だ。

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この料理が出てくると同時に白米も出てくるという気の利きっぷり。
そうだ、虫は口が渇く。味変がほしかったところだ。

 

なかなかに美味であった

最初はどうなることやらと思いましたが、意外にも美味なる食材が多くて驚き。
今回は主に素揚げや簡単に調理したものがメインだったので、次はがっつり調理されたものも食べてみたい。
最後は甘~い人口甘味料の塊で、喉を潤す。

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では、お疲れっした。

 

 

最後に

今回の会場のTOKAYO PRODUCERS HOUSE(通称プロハ)は、
普段はホントに真面目なイベントをやってるっぽいですぞ。
パラレルキャリアとか、起業とか、そういうものに興味のある方は学生、社会人問わずどうぞ~。

producershouse.jp

 

 

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