オムライスの概念を覆す『白いオムライス』!卵とは思えない新食感のメニューを高円寺で食べてきました!
高円寺『Ailnoir(アイノワール)』へ
訪れたのは高円寺にある『Ailnoir(アイノワール)』さん。大通りから一本入った場所に店舗を構える、こじんまりとしたお店です。
見た感じ、個人経営のカフェという感じ。オシャンティーや……。すごく女性が好きそうだし、カップルがデートで使いそうな雰囲気でございます。
アイノワールの店内・雰囲気
外観もオシャレなら、店内もおしゃれ。こじんまりとした雰囲気でちょっと友達の家に来たような装飾です。静かに食事をするには最適な雰囲気。
というよりも僕以外客が全員女性、あるいはカップルだフザケンナヨ。
アイノワールのメニュー
……おっと!いけないいけない。嫉妬で怒りに震えるところでした。気を取り直してメニューを拝見しましょう!
あら、可愛らしい。特に『ランチオーダー可能』の文字が、パワポに慣れてない人っぽくてさらに可愛らしいですね。
今回お目当のメニューは左上の『チキンピラフの鉄板ふわふわオムライス800円』!
メニュー写真で見ても確かに白いですねえ。ついでにデザートで『クリームブリュレ400円』も注文しましょう。
白いメレンゲオムライス登場!
んんっ??
これは本当にオムライスなのか??
卵感は一切なし。僕らの知るような、フォークで割るととろーりとした中身が流れ出るちょっと憎いアイツの姿は存在していません。
スプーンですくった時の感覚はメレンゲそのものだ!
少し勢いを込めてすくうと簡単に弾けてしまいますねえ……。キッチンからミキサーの音は聞こえてきましたが、ここまで泡立ちが強いとは……。
全く味の想像がつきませんが、早速一口いただきます!
デザートのようなふんわり卵!
おっ!食感にも卵感は全く無いぞ!それに風味はデザートのようなふんわりした甘さだ
甘い卵の風味の後に続き胡椒の味も広がります。そこそこ癖の強いツンとした味わいですねえ。
卵の甘さが漂うメレンゲが、ピリ辛胡椒とともに一瞬弾け飛んでいきます。舌触りは卵ではなくビールの泡立ちのようなイメージですね。
下を掘り起こすと、こんがり焼き目のついた香ばしい卵を発見!
表面はメレンゲ状態、下部には火の通ったこんがり卵がしっかり控えていますね。網の目があるように、普通の半熟卵よりも比較的空気が織り込まれています。
さらに下の方から、卵で埋もれていたチキンライスを掘り起こしパクリ。
これがアッツアツで最高!ゴロンと中に仕込まれたチキンが非常にジューシーで、こちらもピリリと濃厚な味付けのライスです。かなり食べ応えはありますねえ。
ピリ辛なチキンライスに甘いメレンゲを乗せるとなんとも不思議な食感に。
『非常に軽い口当たりのメレンゲと、ガツンとお腹にたまる男飯なチキンライス』ーーー正反対の食感が混ざり合うのですが、ぶっちゃけ別で食べた方が僕は好き。
それにメレンゲがビールの泡のような感じになるので、正直後半はちょっと飽きちゃうなあ……
胡椒の風味はありますが食感は泡を食べている感覚なので、妙にモヤモヤした気分になりますね。
締めでは大好きなクリームブリュレキャラメルをいただきます!
パリパリのカラメルが香ばしく、甘さの中にもほんのり苦味を感じる!出来立てなので結構ホット。
対して下のプリンはとろとろの冷え冷え。卵の風味がかなり強く滑らかな舌触りで溶けて行きます。
デザートまで頂いたらごちそうさまでした!
アイノワールの口コミ
なかなかこちら方面には来ませんというか初でしょうか。某氏の趣味の偉い先生の教室がこちら方面という事もあって、連れてこられたついでに、少し足を延ばして寄ってみました。
行ってみると、数人が並んでいましたが、そんなに時間はかからないとの事だったので、並んでちょっと待つことに。
外からは、お客さんが食事している所が見えるのですが、大半の人が、鉄板の上に何やら白いモコモコが乗った物を食べているのが見え、とても気になったので、それを注文してみることに、
暫くして席に案内され、メニューでモコモコの正体を確認すると、オムライスである事が判明。モコモコの正体は玉子でした。見た目の楽しさはかなりです。
味は、モコモコ状態の時は、中のライスとの味のバランスがいまひとつと、個人的に思いましたが、しばらくするとアツアツの鉄板で玉子が焼け、味が変わってくるのですね。楽しいのは、見た目だけでなく、食感や味の変化もで、その点についてはとても満足。お店の方々も、とてもやさしそうな方ばかりで、雰囲気も良かったです。
見た目の斬新さはかなり楽しめる一品!