『ーーーついに巡り会えたか』
思わずそんな感想を抱いてしまいます。
女性の運命の相手には未だ巡り会えず今後も巡り会う予定のない僕。それより一足先に、
ここは僕が行かなきゃダメだろう!
なお店を見つけてしまいました。
日暮里『麺酒処ぶらり』へ
いやあ良い名だ、非常にセンスを感じる。
上手く言えませんが抜群のシンパシーというか、世界を取っちゃうようなそんな雰囲気を感じる名前。
『ぶらり』と名のつくものに悪いものはない。あるのは最上の幸せだけだ。
こんな素敵な今僕が考えた名言もあるくらい。それくらい『ぶらり』という名前にはセンスを感じます。
いやーいいわー名前いいわー
路地裏の『ぶらり』さん
日暮里駅から徒歩五分ほどの路地裏にあるこちらの『麺酒処ぶらり』さん。文字通り、気まぐれにぶらりと入ってみないと気づかない、そんな店構えです。
店頭の雰囲気もとても好き。商売繁盛たぬきに手招きされるように、どこかレトロな扉をくぐり店内へ。
和風で落ち着いた雰囲気の店内。店内は20席いかないくらいのこじんまりとした感じです。
カウンター席を陣取り、入り口の食券でラーメンを購入。今回注文したのは鶏白湯ラーメン卵入り930円!
鶏を強く楽しむ鶏白湯ラーメン!
見た目は真っ白!鶏のダシがふんだんに染み出した色をしていますね。
目の前に置かれると鶏の強い香りが漂います。強い匂いなのですが、くどい感じはなくあっさりとした雰囲気。脂濃さを感じない香りです。
生ネギもこんもりと。近づくと少しピリッとした刺激ある香りも漂います!
ちょいとスープにレンゲを浸せば、あなたは少しのとろみを感じるでしょう。トロッとしたスープにレンゲを入れる時のわずかな重みと言いましょうか、あの感覚です。クリーミーな感触が手にふんわり伝わってきますね。
麺は中太麺。こちらは昔懐かしの中華麺といった味わいです。あの感じは、なんて表現すれば良いんでしょうかね?中華そばといった方がイメージが近いかしら。
麺にぐっとスープのとろみが絡みつきます!思った通りかなりクリーミーな舌触り。麺にトロンとした膜がまとわりつき、ホットミルクの上にできるあの美味しい膜のような食感です。これが舌に残り、満足感を与えてくれます。
こちらのお野菜はコリッコリ!何かの茎の部分でしょうかね(雑)。めんまのようにくせになってしまう食感です。このお野菜と一緒にちょっと一杯、なんてのも合いそうですねえ。
クリーミーが止まらない濃厚スープ!
今度はスープを単独でいただきます!麺に絡むスープもトロトロでしたが、スープだけで飲むとクリーミーさが口に直撃。口当たりは本当にホットミルクのようなまろやかさです!
とろみの膜が舌に絡みつくと、そこに閉じ込められた鶏の風味がよりダイレクトに伝わる!スープを口で転がすと、膜に閉じ込めた鶏の風味をより強く感じれます。
これだけ濃厚でありながら、メインが鶏なので脂をそんなに感じません。なのでこってりな口当たりなのにあっさり食べれるという飲みやすいスープです!
もちろん鶏なので独特の風味があり、あっさりでありながらクセは強いので好き嫌いは分かれそうですね。
このチキンもスープとよく合うわあ……。脂身が多くなくホロホロした食べやすいヘルシーチキン。そこにトロトロスープが絡みつき、程よくチキンに染み込みます。
プリンと美しい白身を割ると半熟な黄身がとろーり登場。結構味は濃いめ。スープに少しだけ溶かしいただくのもまた良き味わいに!
濃厚だけどあっさりなスープまで頂いたら、ごちそうさまでした!
こってりだけどあっさりな隠れ家ラーメン!
今まで食べたラーメンは『クッソ濃い味の味噌ラーメン』やら『肉汁溢れるチキンのぶち込まれたラーメン』やら、なかなか肝臓へのアクセントが強いものばかり。
今回のラーメンは、口当たりこってりなのにあっさりと食べれる不思議なものでした。
鶏を煮込むとしっかりダシは出ますが脂が少ないんでしょうねえ。ガツンと食べた気持ちになりながらも意外とヘルシーなのかしら?
店名にシンパシーを感じ入店しましたが、やはり味も素晴らしかった。『ぶらり』に悪いものなし!このワードは世界を良くするんですね、きっと。
まあこれを書いている僕にも『ぶらり』という名前が入っていますが、僕が記事を書くだけで飲食店の運気が上がるというか、素晴らしい波及効果が出るというか、世界が良くなるというか、本当に僕という存在は貴重な(略
営業時間やアクセス等
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