衝撃的な見た目!味の想像がつかない真っ赤なラーメンを上野で食べてきました!
営業時間やアクセス等
上野ラーメン屋『さんじ』へ!
訪れたのは上野にある『さんじ』。駅から5分ほど歩いた場所にあり、住宅街の中にちらほら飲食店が見られる場所にあります。ちょうど交差点沿いにあるラーメン屋です!
『さんじ』の店主はなんと元力士!2012年〜2017年は豚骨ベースのラーメン屋でしたが、今では『カニと煮干専門のラーメン屋』として営業してるんだって!
さんじの店内・雰囲気
キッチン前と窓前にそれぞれカウンター席があります。
店内へ入ると、
いーらっしゃいませーーー!!!
という異様に威勢の良い声!ここの店員さんがめちゃくちゃ元気で、お客さんが入店したり注文が入るたびに店員一斉に声かけをしてくれます。
常連さんとも気楽に話していて、内装は普通ですが雰囲気は地域密着型という感じですねえ。
元気さは元力士の店主譲りか!
さんじのメニュー
入り口横の券売機で購入しましょう!メインの煮干ラーメンはもちろん、専門店ならではのオリジナルメニュー名をちらほら見かけます。
Crazy Crab……!煮干Hybrid……!カニとのハイブリッド……!?すげえ気になる……!
これらの少し変わったメニュー名の中でも気になったのが、今回注文した『赤潮850円+肉増し300円』です!
赤……ということは見た目が赤っぽいのは想像できますが、潮だししょっぱいのかな?むしろ辛い……?そもそも煮干なのに赤いのか……。
色々気になりながらの、味の想像ができないこちらが一番気になり注文です!
本当に真っ赤な赤潮ラーメン!
うわっ!あっか!!アクセントどころじゃねえわ!あっか!!
ちょっと色味が付いている程度かなと思っていましたが、予想の遥か上を行く赤さ!油と共にキレイな赤色が一面に広まっています。
ラー油をまるまるぶち込んだような赤さ。チャーシューのピンクと絶妙にマッチしたインパクト強めの色合いです!これはもう『赤潮』以外のメニュー名が思いつかない。
あ、でも『血の池地獄ラーメン』とか作れそう
油の浮いたそのビジュアルは完全にラー油。香りはラー油っぽい風味がしつつ、基本は酸味を感じます。
麺は硬めの細麺!かなりスルスルっと気持ちいい喉ごしです。
麺に絡むスープが全然辛くない!食べると煮干の風味を普通に感じるなあ
実に不思議なラーメンだ……。香りはラー油っぽい刺激をちょっと含んだ風味。胃袋を刺激する香ばしい感じです!
なのに食べると辛さは全く無い!あくまでメインは煮干しのあっさりした味わい。ラー油の風味は、あくまで食欲を刺激させるためだけに参戦します。
煮干しの邪魔はほとんどしません!
チャーシューは薄切りであっさりした味わいです。チャーシュ自体の油はくどくなく、むしろスープの油と絶妙なバランスでマッチ!
生ハムのようなしっとりしたような柔らかさだ!
もともと油自体は入っているので後半になるとしょっぱさが強くなりますね。ただ、気持ちよく食べれるくらいの味なので問題は無いでしょう。
真っ赤なスープまで完食!ごちそうさまでした!
さんじの口コミ
〜中略〜
特濃 鮑の肝蕎麦 1000円
スープは鮑の肝の深い緑色に若干オイルの黄色が差している感じ。
上手く説明するのが難しいが、ワカメのペーストにオリーブオイルをぶっかけた感じと言えば、イメージを掴み易いだろうか。
スープは肝の旨味に満ち溢れており、臭みは殆ど感じない。生食にも堪え得る新鮮な肝を使用されているんだろうなあと感心。
ところどころに残っている肝の塊が嬉しい。
改めて店主氏の引き出しの多さに感心。
もし自分がラーメン屋だったら、どんなスープを麺に合わせるだろうか。
サザエの肝のスープなんて作ったら苦くて麺に合わないだろうなあ。
私にはラーメン店主としてのセンスは無さそうです。
赤潮以外にもいろんな独特メニューがあるんですねえ!
口コミに書いてあるメニューは限定メニューらしいですが、赤潮ラーメン含めかなりオリジナリティー溢れるメニューばかり!
見た目から味の予想ができませんでしたが、予想以上に煮干の旨味が強いラーメンでした!あとめっちゃインスタ映えしそう。
ついつい他のメニューも気になっちゃうお店ですねえ!