もはや恒例となった食レポ旅行。近場での食べ歩きも良いですが、やはり遠出をした場所で普段が食べれない名物をいただくのが醍醐味でしょう!
というわけで今回は先日行った神戸旅行から、美味しい名物をご紹介いたします!!
訪れたのは神戸にある『名代たちばな』というお店。こちらでは神戸名物の『明石焼き』がいただけます。ちなみに商品以外は写真撮影禁止とのことで、ネットの写真をお借りしています。
神戸名物『明石焼き』とは?
もともと明石焼きを食べる予定はなかった僕。という存在を知らなかったんですよね。何しろTHE・無計画旅!!(>ω<)
そんな時に神戸在住の友人に案内してもらうことができまして。何も準備してなかったのでランチはお任せしてました。そこで連れて行ってもらったのが『名代たちばな』だったのです。
そもそも、
明石焼き?なんぞそれ?
状態だった僕。一体どんな食べ物なのでしょうか?
〜明石焼きとは?〜
生地は玉子が多く小麦粉とジン粉(沈粉・浮粉のこと)を混ぜ、非常に柔らかいので、たこ焼きの様に丸くはない。 具は蛸のみで、焼き方は銅版でくぼみが浅く、千枚通しなどの金属は使わず、菜箸などで返す魚粉や青海苔などはかけず、ソースも付けない。 だし汁に浸けて食べる。
〜たこ焼きについて〜
生地は小麦粉だけを使うので、明石焼きと比べ、水分がすくないので硬めに仕上がります。 具は蛸、ねぎ、紅しょうが、天かす等。ソース、魚粉、青海苔、マヨネーズ等をかけて食べる。
明石焼きとたこ焼き、見た目はほとんど同じですが、具材や調味料、生地のタイプが違います。
あとは食べ方も違うんですねえ。たこ焼きはべっとりとソースにつけていただく派ですが、明石焼きはダシ汁で食べるとのこと。
実際どれくらいの違いがあるのか?気になるので早速お店へ入ります。
味の百変化を楽しむ明石焼き!
名代たちばなでは明石焼きが10個620円で販売してます。なので二人分を注文。それがこちら!
ほうほう。見た目は普通のたこ焼きっぽいもの。いや、むしろ何もトッピングをしていないのでたこ焼き未満の食べ物でしょうか?
見た目からして卵!という感じ。薄く焦げ目がつき、その間から見える白い部分がほのかにとろみを醸し出していますねえ。
持ち上げるとプルルンとした触感が手に伝わります。ふわふわのプリンをひとつまみしているようですねえ。
卓の上にはソースもあります!たこ焼きとしても楽しむためのものですが、まずは明石焼きとしてパクリ!ダシをつけていただきます。
かなりプルプルしているので形が崩れたw
明石焼きの王道というべきか!中身はシンプルにタコのみ。余計な具材は一切ありません。
肝心のお味は卵の甘みとダシのみ!非常にシンプルな味わいですね。他の調味料は一切使っておらず、食材の味としては本当に卵のみです!
たこ焼きですとソースやらネギやらで色んな濃い味ですが、これはもう正反対。大変に優しくほっこりする味わいです。
食感は茶碗蒸しのようなふわふわ具合!熱々の状態でホフホフハフハフしながら食べるのが至高です!
クリーミーな舌触りで、デザートのような食感も持ち合わせる素敵な感覚。これってうまーく冷やして一口プリンみたいに食べれるかしら?
ご覧よお、このとろけ具合を……。このツヤが滑らかな舌触りを想起させますねえ。
ダシは関西風だからか非常にあっさり。関東で濃口になれた身としてはもっとパンチが欲しいかも?とか思ったり。ですがその分口当たりが柔らかいので、20個という数でもお腹に優しくいただけます。
ソースでたこ焼き風に!
さて、関西風のあっさりダシも美味しいのですが、やはりいつも通り濃口も欲しくなった僕。嗚呼デブの思考
したらば次は、このソースでたこ焼き風に。
あっさりしていた先ほどとは変わり、今度はねっとりした濃口の味わいに。これぞいつも通りの僕の味じゃ!
粘度が強く、味もガツンと感じる甘口ダレ。生地は相変わらずのあっさり具合で、正反対の生地とタレが絡み合い抜群の味わいに!
ソースはたこ焼きにぴったり!甘口でありますがほんのりした酸味の効いた味。ですが具材はタコだけで、生地も卵の甘みだけなので普通のたこ焼きとはまたちょっと違った味わいです。なんだろう?シンプルなたこ焼き……?
締めはダシに薬味を入れて。ソースの濃口から、再び落ち着いた味わいに戻ります。
わさびのようなツンとした刺激が食欲をそそりますねえ。ソースほど濃くもなく、しかしダシのようにあっさりもしすぎない。胃に優しく刺激を与えてくれるので締めとしてはぴったりの味わい!
わさび茶漬けのようなサラサラ感でしょうか?京都では茶漬けで締めるとも言いますが、明石焼きでは薬味でさっぱりと終わりましょう。
友人が5個くらい食べてもう食えねえ、となったので残りは僕がもぐもぐ。ごちそうさまでした!デブ
明石焼きで美味しい味変を!
たこ焼きっぽいんですが、たこ焼きとはちょっと違う。そんな不思議な神戸名物『明石焼き』。デザートにも負けないクリーミーさを兼ね備えた美味しい名物でした。
あっさりダシで食べたり、ねっとりたこ焼きソースで食べたり、かと思いきやツンとした薬味でいただいたりと、色んな美味しさを味わえるのが素晴らしかったですね!
20個なのでそこそこの量はありましたが、味変や喉越しの良さもあり夢中でもぐもぐいたしましたw
たこ焼きは男の手料理という感じで自宅でも作れますが、明石焼きのふわふわさや卵の自然な甘みを出すのは正直かなり難しそう……。また神戸に来た際には味わいたい本場の名物でございました!
営業時間やアクセス等
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