語彙が死ぬ味!名古屋の仰天名物で甘さの限界にチャレンジしてきました!
目次
名古屋『喫茶マウンテン』へ!
今回訪れたのはちょいと東京を離れたお店です。
名古屋市営地下鉄名城線『八事日赤(やごとにっせき)駅』から徒歩10分ほどの場所にある『喫茶マウンテン』!
どでかい看板が目印のお店です。
ちなみに写真左下で慣れないピースをしているのは、同行者で同い年のブログ仲間『ダイセン』という男。
決して変な奴が勝手に写真に写り込んできたわけではありません。
『人生常に単騎待ち』というブログを運営しています!
名古屋『喫茶マウンテン』とは?
喫茶マウンテンは1970年創業の老舗喫茶店!昔と変わらないレトロな雰囲気で長年地元の方々に愛されてきたお店です。
基本は普通の喫茶店。外観も渋くて僕好みですし。しかしメニューには『奇食』とも表現されるオリジナルメニューが多数存在します!
『イチゴのスパゲティ』『小倉抹茶のスパゲティ』『ナマズのスパゲティ』『納豆のスパゲティ』などの怪しさ満点の料理があり、その不思議な味を求めて観光客も多く訪れているそうです。
ちなみにこの奇食スパゲティに挑戦することを『登山』と言い、完食することを『登頂』、残すことを『遭難』と表現します。
『嵐にしやがれ!』などのテレビ番組でもたびたび取り上げられており、かなりの有名店なのですね。
喫茶マウンテンの店内・雰囲気
うおおおおかなり繁盛してる!
お店は大盛況!どこを見渡しても人・人・人。すごい賑わいです。観光客はもちろん地元の方も多く、隣駅に名古屋大学があるため学生さんも多い!
お店の周囲を見渡しましたがあまりお店が無いのでここに自然と集まるのでしょうかねえ。
喫茶マウンテンのメニュー
ピラフやトマトスパゲティー、サンドイッチなどの喫茶店らしいメニューがずらりと並びます。デザートも豊富。
周囲を見渡しても、ランチにぴったりの王道メニューを食べている方がほとんどです。
ですが、時々聞こえるんですよね。
うわあ〜〜w超甘い〜w
という声が!
間違いなく喫茶マウンテンの名物と言われる『甘いスパゲティ』を食べたリアクションですね……!今回は王道メニューには手を出さず、大冒険します。
喫茶マウンテンの代名詞とも言われている甘口スパゲティ!こちらから『甘口イチゴスパ1,000円』を選択!
もうなんかよくわかんない感じになっていますが、これはどういう料理なのでしょうか?
ほんのり甘いのか、いちごが練りこんであるのか、はたまたソースに若干のイチゴソースでも混ざったりしているのか……?
何かしらの工夫はあるはずです。楽しみ半分、怖さ半分で料理を待ちましょう。
完食できたら神!甘口イチゴスパ!
マジでストレートなやつ出てきた
なんということでしょう。
何かこう良い感じにスパゲティとイチゴをコラボさせたメニューが出てくるかと思いきや、どストレートな奴が出てきました。
アクセントレベルじゃなく、ひたすら生クリームとイチゴの芳醇な香りがガンガン漂ってきますねえ……。パスタの風味は、皆無。
『スパゲティ』という料理に対してありえないくらいの生クリーム、イチゴ、キウイを豪快に盛り付けています。完全にスパゲティを潰しにかかっている……。
それでは恐ろしいほどに真っピンクな麺をフォークで一巻き……。
一口目からイチゴが止まらなねえな!?
麺はストレートな中太麺!もっちりとコシがあり、気持ち良い歯ごたえです。普通にミートソースと絡めたらズルズルっといける旨さなのに……。
今回絡むのは、イチゴ。生暖かいイチゴの香りがえげつないくらいに口に充満します。今までに食べたことのない味。
いや、普通食べようとしない味。
ホイップクリームも生暖かく、すっごいもわーんとした甘さが広まります。
その甘さにすでに相当やられていますが、
ここまでまだ二口……!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっっっっっっっっっ!!!!!
三口目で語彙が死にます。
なんというか表現しきれない味。
最初はおもしろ半分で
ヒャッホーーーーww甘口だってよww甘いもの好きだし食べれるぜww思い出に食べるぜwwマンマミーヤww
でしたが、マジで二口で語彙が死にます。
この感じを表すと、さながらラーメン二郎のよう。
ほら、よく豚の餌とか言われてるじゃないですか?写真を見ても、えげつないほどの野菜や肉に、ギトギトの油が乗りまくり。
たぶんあれを家で作ろうとは思わないですし、母親があれを夕飯に出してきたらブチギレる。
でもなぜか不意に、
アレ……?アブラマシマ……?
な気分になる。二郎系に限らず、油やニンニクたっぷりの明らかに体に悪い料理全般がそうですよね。あれと同じ感覚。
二郎だからこそ許される中毒性があって、この甘口イチゴスパもそう。二口でギブアップ寸前なのですが、なんか不意に思い出して食べたくなるような、そんな味です。
いやすみません、それっぽいことを言ったけどやっぱ限界かもしれん。
フルーツからは甘酸っぱい汁があふれます。普通に冷やして食べたらフルーティーで素直に喜べるのですが……生暖かい……。
まだ三口ですがかなりお腹がやばい。
ボリュームは全く大したことはありません。以前700gのパスタを完食した僕からしたら赤子の手をひねるようなモノですよ?
それが、たったこれだけの量のパスタと真顔で対峙すると思わなかった……。これだけなんですよ。
普段なら4秒ですすり終わる量。しかしたったこの量が、一口ごとに胃袋をキュッと締め付けるのです。
っれーー……?うーーん……?なんか……?まずい……?うまい……?うーーん……?個性がとまらない……?いや、でもアリなのか……?いやナシか……?
いいから早よ食えw
同行者もついツッコミを入れます。
助けも借りながらなんとか登頂できました。しばらく甘いものはいらない……。
食後に同行者が注文した『サボテン入りナポリタンライス』を食べたのですが史上かつてないほど油っこさに感謝しました。サボテン最高。
喫茶マウンテンの口コミ
〜中略〜
待つこと9分ほどでやってきました。甘口イチゴスパ。キウイフルーツとイチゴ、生クリームが載った見た目です。来るなりにおいがすごい。くさい。
早速食べてみると、パスタは太くてやわらかく、うどんみたいです。わあ…あたたかい…。いちごジャムを和えたパスタみたいな味がします。一口食べて脳が拒絶しました。
_人人人人人人人人_
> 生理的に無理 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄食べ進めるに従って増してくる吐き気。だめです。全部食べるとトラウマになりそうです。パスタで温められたキウイフルーツがまたなんというか…また…中途半端です。
こうして私は心に大きな傷を負い、道を見失いました。完。
これは無理と言われてもしょうがないくらいクセが強いなwww
『名物は全て絶品で美味しい』という常識を緩やかにぶち壊してくれた逸品!
一度食べたらもうお腹いっぱいの料理なのですが、つい怖いもの見たさでまた注文してしまいそうですw
とにかく、甘い!だから絶対無理な人もいるのはしょうがない!それを踏まえた上で挑戦したい人はぜひ登山しましょう!
営業時間やアクセス等
八事日赤駅からの行き方
① 名古屋市営地下鉄名城線『八事日赤(やごとにっせき)駅』の出入り口1へ行きます。
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②出入り口から左へ曲がり、しばらくまっすぐ行きます。
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③駐車場のある分かれ道を左へ曲がります。小道に入るのでそのまままっすぐ歩きます。
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④しばらく歩くと『南山大学山里交流会館』というオレンジっぽい建物が左に出てきます。これが出てくれば道は合っています!
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⑤左に『やまさと保育園』というカラフルな色の建物が出てきます。そこにある交差点を左に曲がってください。
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⑥曲がって奥に喫茶マウンテンの大きい看板が見えたら到着です!